末永く
突然のご報告ではありますが、お世話になってきたキャストコーポレーションを1月31日をもって離れることになり、新しく2月1日より声優の方が多く所属するケッケコーポレーションにお世話になることになりました。
デビューした頃から憧れていた声のお仕事。
皆様に声のお仕事をしたいとお話したことはなかったと思いますが、実はずっと相談し続けておりました。
ということです。
(深呼吸)
印象に残っていることがあります。
2014年にあった松田凌さんとのイベントにて、トークの中で「今後の夢は?」という質問がありました。
松田さんが「(ブルーリボンみたいな)賞をとりたい」と答えました。そのあとに、廣瀬さんは「ずっと俳優を続けたい」と答えたんです。言い回しがこの通りだったかは自信がないです…すみません。
とても真剣にそれを口にされたので、そのときの廣瀬さんの顔を今も覚えています。
今回のこともきっと、これから長く俳優を続けていくための選択なんだと思いました。
かっこいいなあ。
だんだん、誰にも似てない人になっていくなあ、と感じています。
人気のシリーズものの舞台作品に複数出演していて、なんだか感じのいい事務所にいて、それでも自分で考えてそこから先に進む決意をして、それを支えてくれる人が周りにいて、ファンにもきちんとした言葉で伝えてくれる。
普通にめちゃくちゃかっこいいです。
そのお知らせツイートが16,000リツイート、関連したマネージャーさんのツイートが5,000リツイートを越えてて驚きました。注目されてるんだなあ…
舞台・映像と声優のお仕事との今後の比重はまだわからないけれど、きっと日頃劇場に足を運んでくれる全ての人に気を配って、ブログには「表舞台への出演も少なくなるかもしれません」と書いたんだと思うのです。でもそう言われると「少なくなるのかあ…かなしい」となるのがファン心理で。
今回、色々な機会が重なり、廣瀬の声優への道が開けました。この機会に廣瀬の背中をおさせてもらう判断をいたしました。肩書きが変わっても皆さまの前に出る仕事に変わりはありません。これからもどうぞ廣瀬大介の応援を心よりお願いいたします。大介の芝居の場が広がるとご理解頂けたら幸いです。
— zozozo-town (@Sebastian_hw) 2017年1月23日
そこを「皆さまの前に出る仕事に変わりはありません」とフォローしてくれる敏腕マネージャーさん、本当にありがたい人だ。最後の1ヶ月で完売ブロマイドの再販をしてくれるのもありがたすぎる。
メサイアシリーズの新作に出ないことが発表になったのが2016年の6月なので、このときには何らか方向性は決まってたのかな、などと考えるんですが、ただの想像でしかありません。でも、あの倒産してしまった事務所から廣瀬さんが移籍してきて、1年前後でそこまで話が進んでたってすごいなあ、愛と信頼だなあ…と思うわけです。(再度:ただの想像でしかありません。)
そして、今回みたいな今後の方向性のことや、もっと単純に次の出演作のこととかを、ほぼ年単位で黙ってなきゃいけないのって本当に大変だね…と改めて思いました。俳優のみなさん、ちゃんと黙ってて偉いですね。*1
「これからも変わらず応援しています」
決して簡単な言葉じゃないはずのに、廣瀬さんのことだから、簡単に言えます。
私は廣瀬さんをこれからも変わらず応援しています。
なんにも心配はしていません。おめでとう。末永く応援しています。
最後に私が学習したことをお伝えします。普段お仕事が途切れない俳優さんにしばらく新しいお知らせがなくて、しかも続き物の新作に他の出演者はみんな出るのに一人だけ出なかったら、それは事務所移籍のフラグです。
ママと僕たちの再演に一人だけ出ないとか、メサイアの新作に一人だけ出ないのはそういう意味ですので、知識としてご活用ください。こちらからは以上です!
*1:今年3月の赤澤燈さんのバースデーイベントに黒羽麻璃央さんからビデオレターが来ていて、ゲストの廣瀬さんに「最近まりおと会ってるの?」と聞かれた赤澤さんは「会ってるけどまだ言っていいやつかわかんない」と答えてた。7ヶ月後、ドラマ『男水!』関連だったとやっと判明