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述語

主語は俳優の廣瀬大介さんです

ありがとうございましたの話

補語

Twitterに、ブログに、廣瀬さんは「遠くから応援してくださった皆様、ありがとうございました」とは書かない*1。公演が終わったときにありがとうございましたを書く相手は、「ご来場くださった皆様」。ライブビューイングやネット配信があれば「ご視聴くださった皆様」にも。

行けなかった公演の出演者が、インターネットに「来られなかった方も遠くから応援ありがとうございました」と書いてくれたら慰められる。その気持ちは私も分かる。

でも廣瀬さんは書かない。というか、ご来場くださった皆様へのありがとうも、ほぼまとめて千秋楽にしか書かない。

じゃあ「ありがとう」はどこにあるのか?

答え:劇場では毎公演見ることのできる、カーテンコールの誰よりも(※主観です)美しいお辞儀

廣瀬さんのありがとうはそこにあります。それはやっぱり、劇場で、または映画館でも配信でも、観客が出来事として体験するもので、タイムラインに流れてくるようなありがとうじゃないんです。

 

今日は舞台刀剣乱舞再演の初日で、出演者や関係者の方々の「初日です、よろしくお願いします」というツイートが並ぶ中に、廣瀬さんがリツイートしたこのツイートが際立っていました。

でも劇場に行けば、よろしくお願いしますなんて言われてなくても、観られるための廣瀬さんが準備してそこにいる。私は本当にそれは正しいと思う。

 

私は本気で「実際に観た人にしかありがとうを言わない現場至上主義の廣瀬さんというロマン」に感激しているが、同時に「別にそんな主義なんかなくて定型文で書いてるんだろうとは思いつつ感激できる私のロマン」もしばらく持ち続けたい

*1:書いた時期もあった。これからまたそういう時期があるかもしれない。途中で変わってもいい。